伊フィアット、米クライスラーと提携合意近いとの報道を否定
[ミラノ 22日 ロイター] イタリアの自動車メーカー、フィアット(FIA.MI)は22日、米クライスラー[CBS.UL]との提携で合意に近いとする労組幹部の発言を否定した。
発言が報道されたイタリア金属労組幹部も、ロイターの電話取材に対し、合意はまだ成立していないと修正した。
イタリアのANSA通信が22日伝えたところによると、この金属労組の幹部は「フィアットとクライスラーがほぼ合意し、今夜にも確定する」と指摘。「そうなればフィアットのマルキオンネ最高経営責任者(CEO)があす、取締役会に合意を提示する可能性がある」と述べた。
フィアットは23日、第1・四半期決算を発表する前に取締役会を開くが、そこでマルキオンネCEOからクライスラーとの交渉状況について説明があるとみられている。
フィアットは声明で、ANSAが報じた労組幹部の発言に「驚いた」とし、クライスラー、米国およびカナダの労組とは合意に至っていないと表明。「合意の90%が固まったとの発言は事実でない」とし「交渉は依然、まったくオープンで、タイミングや結果を現段階で予測することはできない」と表明した。
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