米大統領、クライスラーの破産法申請とフィアットとの提携発表
[ワシントン 30日 ロイター] オバマ米大統領は30日、自動車大手クライスラーが連邦破産法11条の適用を申請し、イタリアの自動車メーカー、フィアットFIA.Nと提携すると発表した。
大統領は「クライスラーとフィアットが提携したことを発表する。これは成功の大きな可能性を秘めている」と語った。
クライスラーの破産手続きは迅速かつ効果的に行われるとの見通しを示した上で、同社がより競争力の高い強い企業として再生することを確信していると述べた。
「提携の一環として、フィアットがクライスラーの過半数株式を取得する前に公的資金は全額返済される」と説明した。
また「単にクライスラーに生き残りの可能性をもたらすだけでなく、世界の自動車市場で勝ち抜くための提携だ」と述べた。
クライスラーが破産法の適用申請に至ったことについて、オバマ大統領は一部の「投機筋」が国民のお金を得ようとして合意に抵抗したとする一方で、債務削減に同意したJPモルガンをはじめとする金融機関や、譲歩を受け入れた労組を賞賛した。
また「クライスラーの経営陣、とりわけナルデリ最高経営責任者(CEO)は
これまでの過程で前向きで建設的な役割を果たした」と述べた。
クライスラーとゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nは米自動車産業にかつての強さをもたらすとし「GMの事業計画を強化し、わたしが示した原則に沿った再建を目指すために、わたしのチームはGMと引き続き協力して取り組む」と語った。
さらに「クライスラーとGMは復活する。米自動車産業が再び世界最強となることを確信している」と述べた。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.




