2月の米自動車販売はほぼ30年ぶり低水準、GMは53%減
[デトロイト 3日 ロイター] 2月の米国内自動車販売台数は前年比約40%減少し、ほぼ30年ぶりの水準に落ち込んだ。米国や世界経済の悪化を背景に、主要自動車メーカーが減産を迫られる中、月間販売台数の減少はこれで15カ月連続となった。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の株式アナリスト、エフレイム・レビー氏は「雇用や住宅の価値、株式資産などについて不安を感じ動揺している消費者が、高額の非必需品の購入に慎重になっている」とし、「自動車恐慌に陥っている」との認識を示した。
ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nは53%減少し、2月としては1967年以来の水準に落ち込んだ。フォード・モーター(F.N)も48%減。
日系メーカーの販売減もこれよりやや小幅となるにとどまり、トヨタ自動車(7203.T)と日産自動車(7201.T)がそれぞれ37%減、ホンダ(7267.T)は38%減となった。
2月の販売台数は全体で68万5397台、季節調整済み年率換算では908万台となった。
GMの首席セールス・アナリスト、マイク・ディジョバンニ氏はこれについて「明らかに持続不可能な水準であり、世界中のほぼすべてのメーカーが政府の支援を求めることになる」と述べた。
フォードとGMはこれを受けて第2・四半期の生産台数を引き下げる方針を発表。GMは34%、フォードは38%、それぞれ引き下げるとした。
フォードはこれまで、今年下期までに米経済と自動車販売が上向くとの期待を維持してきたが、同社エコノミストのエミリー・コリンクシー・モリス氏は3日、「今月が底となる可能性もあるが、確信をもってそう言える判断材料はない」と語った。
S&Pのレビー氏は、自動車販売の上向きは早くても第4・四半期とみている。 Continued...



